Cartier の象徴でもある パンテールのブローチ「アパ」が入荷致しました。人気の高いパンテールシリーズは これまで数多くお取扱いさせて頂いておりますが、このサイズは初めての入荷です！パンテールは1914年に登場して以来、時計やリング・ネックレス等、様々なアイテムが発売され現在も世界中のCartierファンを魅了し続けいます。今回ご紹介させて頂くこのブローチは、レア！と一言では言い表せないほどの逸品。しなやかで美しいパンサーは、全身ダイヤモンドで敷き詰められ斑点模様のサファイヤ全70石はこの為に1つ1つカットされセッティングされた、こだわりの逸品。両目はエメラルドで施され、表情はりりしいですね。最大の特徴は、お顔が左右に動く細工になっている事で、この細工が非常に珍しいものとなっております。細工が施せる職人さんが減っているためです。そのため、現在製造されているお品物では、首が動くものはございません。

　2000年当時カルティエ、ハリーウインストンなどのハイブランドのセンターストーンが1ctの国内参考価格は200万程度でした（ラウンドブリリアントカットＦ　カラー　VS1程度）。そして2018年同等クラスのリングの国内参考価格は370万円程度と約2倍近くに上がっています。お定価の上昇にリンクするように、リサイクルダイヤモンド市場価格が上がり続けています。 ※一般的にブランド品の中古市場価格は定価と人気の度合いにより上下します。金やプラチナの価格もこの20年大きく上下しました。

　そして日本国内でハイブランドで3ct以上のダイヤモンドリングを入手するのは非常に難しく、特にハリーウインストンの本店が銀座にオープンしたのは2000年と日本での歴史は浅く流通量が極端に少ない状況です。しかし、ダイヤモンドの素晴らしさは勿論、アカデミーショーなどで世界のセレブリティが愛用し、国内の芸能人の婚約指輪としても紹介されることが増えて、女性の憧れジュエリーブランドNo.1ブランドであるために、今後も価格が上がることはあっても下がることは考えにくいです。

　世界にたったひとつのCHANELプレシャスジュエリーのご紹介です。センターストーンは8ctUPサファイヤを使用。カラーは「ロイヤルブルー」（サファイヤの美しさを表現するときに使用される表記です）。

　その美しさはGIA鑑定歴35年の鑑定士がここまで美しいブルーは観たことが無いと絶賛しました。取り巻くダイヤモンドはペアシェイプ、プリンセス、トリリアント、ラウンドブリリアント、マーキスなど5種類のカットダイヤをセッティング。このリングを作成する際に、サファイヤを選別するため何度もシャネル本店を訪れたそうです。そして選ばれたサファイヤはデザインに合わせて特別にカットされています。

　更に特筆すべきはこのサファイヤには内放物が全くないこと。通常のサファイヤには特有の内放物が含まれますが、全くなかったために人工石ではないかと疑いGIAにて再鑑定しました。また、インペリアプラザで確認したところ1億相当のものだと判明。ロイヤルブルーはサファイヤにおいて最上級の褒め言葉であり、その中でもサプライヤーが興奮したほどの美しい青。脇のダイヤモンドはさまざまなカッティングで埋め込まれています。持ち主様がパリの本店でオーダーして、サファイヤに関してはいくつもの石をの中から一番いい石を選んだそう。インクルージョンが0（30年キャリアのGIA鑑定師も見たことのない驚異の0）ということはノーブランドで出たとしても定価2,000万程するということで、ブルーローズ販売価格を1,800万円（税抜き）に設定しました。